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池波正太郎グルメ

5シーズン    1994年(H6)/全13

《著者》池波正太郎

 

番組タイトル

放映日ほか

ストーリー

原作タイトル

備考

第1話
(086)

土蜘蛛(つちぐも)金五郎(きんごろう)
 

初回放映日:
1994.3.9
(水)

脚本:
井手雅人

監督:
高橋昌弘

出演:
土蜘蛛の金五郎:
遠藤太津朗


極端に安い、めしや・どんぶり屋が、急ぎ働きの盗賊ではないかと直感した平蔵は、食い詰め浪人の恰好をして一ヶ月もの間、探索を行っていた。平蔵は忠吾を舎弟にし、長屋住まいまで始めるのだった。無頼の者をかるくやっつけたことで、どんぶり屋の亭主・金五郎に見込まれた平蔵は、金五郎から人殺しの依頼をされる。

文春文庫
「鬼平犯科帳 (11)
収録/土蜘蛛の金五郎

その他出演者:
子之治:赤塚真人

山本元次郎:
西園寺章雄
倉造:松本圭昌

第2話
(087)

怨恨(えんこん)

初回放映日:
1994.3.16

脚本:
安倍徹郎

監督:
三村晴彦

出演:
駒止の喜太郎:汐路 
磯部の万吉:速水亮
桑原の喜十:金内喜久夫
杉井鎌之助:清水紘治
今里の源蔵:長門裕之


駒止の喜太郎の一味捕縛の折り、忠吾に手傷を負わせ巧みに逃げのびた磯部の万吉。それから三年がたった。八丁堀で万吉を見たという情報が入り、平蔵は磯部の万吉の探索を忠吾に一任する。実は万吉のねたは、五郎蔵の以前の手下・桑原の喜十から出たものだった。その頃、磯部の万吉は、浪人くずれの盗賊・杉井鎌之助に、弟の敵・今里の源蔵殺してくれと頼んでいた。

文春文庫
「鬼平犯科帳 (20)
収録/怨恨


 

その他出演者:
おさき:清水ひとみ

桐生の友七:谷口高史

第3話
(088)

(かわず)長助(ちょうすけ)

 

初回放映日:
1994.4.13

脚本:
安倍徹郎

監督:
小野田嘉幹

出演:
夜嵐の定五郎:五味龍太郎
今井勘十郎:長谷川明夫
蛙の長助:米倉斉加年
浅間の捨造:高並 


死んで漂着した盗賊の死体から、盗賊・夜嵐の定五郎の名が浮かびあがる。探索の途中平蔵は、御家人・今井勘十郎から乱暴を受ける蛙の長助という借金取りの老人を助ける。彦十は、浅間の捨造が夜嵐の定五郎と何かかかわりがあるのではないかと言う。平蔵は蛙の長助を手伝い御家人・今井の元へ借金の取立てに行くが、そこにはその浅間の捨造がいた。

文春文庫
「鬼平犯科帳 (10)
収録/蛙の長助

 

その他出演者:
お熊婆さん:五月晴子
三浦屋彦兵衛:
玉川伊佐男

おきよ:蒲谷美紀

 

 

第4話
(089)

市松(いちまつ)小僧(こぞう)始末(しまつ)

 

初回放映日:
1994.4.20

脚本:
小川英

監督:
小野田嘉幹

出演:
おまゆ:長与千種
仙之助:河原崎健三
市松小僧又吉:春風亭小朝


日本橋界隈で木綿問屋・嶋やのおまゆの名は有名だった。それは、力持ちの上に、剣を取らせれば免許皆伝、売れ残り・おまゆとあだ名までついていた。おまゆは、仙之助のスリの現場を見つけたことから、仙之助の弟分・市松小僧の又吉と出会う。おまゆが声をかけたせいだと思い込んだ又吉は、仙之助の復讐をしようとするが。

角川文庫刊
「にっぽん怪盗伝」
収録/市松小僧始末


 

 

 

 

 

その他出演者:
金次:穂積隆信

重右衛門:佐原健二
お峯:矢代京子
彦太郎:宮田恭男

 

 

 

第5話
(090)

()えた(おとこ)

 

 

初回放映日:
1994.4.27

脚本:
下飯坂菊馬

監督:
高瀬昌弘

出演:
高松繁太郎:渡辺裕之
笹熊の勘蔵:佐藤仁哉

与力の佐嶋忠介は、市中見回りの途中に8年前まで佐嶋の下で同心をしていた高松繁太郎と出会う。高松は佐嶋に手紙を残し、役目を捨てて消えたのだった。料理屋・弁多津の前で佐嶋と別れた直後、高松の前に盗賊・笹熊の勘蔵が浪人を連れて現れた。二人は高松に斬りつけるのだが……。

文春文庫
「鬼平犯科帳 (10)
収録/消えた男

 

 

その他出演者:
お杉:斉藤林子
六兵衛:多々良

お百:大橋芳枝

 

第6話
(091)

白根(しらね)(まん)左衛門(ざえもん)


 

初回放映日:
1994.5.4

脚本:
野上龍雄

監督:
加島幹也

出演:

沼田の鶴吉:石丸謙二郎
おせき:岡本麗
白根の万左衛門:岡田英次


茶店にいたの二人連れからスリをした男がいた。彦十が、そのスリから取り戻した財布の中には、白根の万左衛門の名札が入っていた。平蔵は、その二人が白根の万左衛門の一味ではないかと探索を命じる。探索が進まぬなか、密偵・伊三次が、おさわという引き込み役の女を見つける。

文春文庫
「鬼平犯科帳 (16)
収録/白根の万左衛門

 

その他出演者:
雨彦の長兵衛:西田健
松:螢
 雪次郎
おさん:川崎あかね
梅之助:芝本 
お沢:西岡慶子

第7話
(092)

(きく)幸助(こうすけ)

 

初回放映日:
1994.5.18

脚本:
下飯坂菊馬

監督:
小野田嘉幹

出演:
お菊:増田恵子
伝吉:水上功治
幸助:田中隆三

甲州に出かけた平蔵の留守中、以前、役宅に奉公していたお菊がやってきた。相手をした久栄は、お菊から亭主の仕事の口利きをしてくれと頼まれる。久栄は上州屋に伝吉を頼むのだが、その直後、上州屋は盗賊に入られ全員殺されてしまう。実はお菊は、盗賊の伝七に弱みを握られており、それが亭主・幸助に知れるのを怖れ、言うなりになっていたのだった。

TVオリジナル

第8話
(093)

犬神(いぬがみ)権三郎(ごんざぶろう)

 

初回放映日:
1994.5.25

脚本:
安倍徹郎

監督:
高瀬昌弘

出演:
犬神の権三郎:峰岸 
雨引きの文五郎:目黒祐樹


そばや・明月庵に入った与力の佐嶋忠介は、そこで、二度も取り逃がしたことのある盗賊・犬神の権三郎を見つけ捕まえる。その夜、役宅内の牢に付け火があり、何者かが犬神の権三郎を脱獄させた。役宅内を知る犯行に、内部の者がかかわっていると思われた。密偵全員を招集したが、一番怪しい雨引きの文五郎だけが現れない。

文春文庫
「鬼平犯科帳 (10)
収録/
犬神の権三

 

その他出演者:
おしげ:土田早苗
桶屋の安兵衛:
村田正雄
筆師の新右衛門:
 冬吉

第9話
(094)

盗賊(とうぞく)人相書(にんそうがき)

 

 

初回放映日:
1994.6.15

脚本:
井手雅人

監督:
舛田明廣

出演:
およし:高橋貴代子
石田竹仙:柄本 

蕎麦屋・東玉庵に急ぎ働きの盗賊が入り、子女・およしを除いて店のもの全員が殺された。およしは、悪党の頭の顔を覚えており、さっそく人相書が作られることになった。いつもの絵師がいず、石田竹仙という絵師に頼むことになったが、出来上がったものはおよしの見た者とは全く似ていなかった。

文春文庫
「鬼平犯科帳 (6)
収録/盗賊人相書


 

 

その他出演者:
熊次郎:六平直政

おうの:ひろみどり
良碩:幸田宗丸

 

 

 

番組タイトル

放映日ほか

ストーリー

原作タイトル

備考

10
(095)

浅草(あさくさ)鳥越橋(とりごえばし)

 

 

初回放映日:
1994.6.22

脚本:
田坂 

監督:
小野田嘉幹

出演:
おひろ:小林かおり
風穴の仁助:井上純一
押切の定七:平泉 
白駒の幸吉:中井啓輔
傘山の瀬兵衛:中田浩二


風穴の仁助と女房・おひろは、蝋燭問屋・越後屋の引き込みに仁助が入っているため、別れて暮らしていた。密偵・粂八が亭主をしている船宿・鶴やにおもむいた平蔵は、盗賊・押切の定七が来たのに出くわす。定七が会っているのは、小間物屋のみよしや幸吉という鶴やのなじみだった。仲間を裏切る気の定七は、お頭の傘山の瀬兵衛がおひろに手を出していると、仁助に嘘を言うのだった。

文春文庫
「鬼平犯科帳 (9)
収録/浅草・鳥越橋


 

その他出演者:
音吉:花上 
 

 

11
(096)

(かく)()

 

初回放映日:
1994.6.29

脚本:
安倍徹郎

監督:
高瀬昌弘

出演:
久助:奥村公延
横沼の利吉:三浦賢二
お園:美保 純
荒井屋松五郎:田口 計

ある日、平蔵のもとに先代の頃から使えていた老人・久助が久しぶりにやってきた。平蔵は久助から聞いた父の隠し子の話に驚くのだった。その頃、盗賊の中でも小者である横沼の仁吉が捕らえられる。平蔵は妹・お園に会うため根津権現に出向くが、土地の顔役・荒井屋松五郎から、三坪のお園は、岡場所の居酒屋でひとり体を売らないかたぎの女だと聞く。

文春文庫
「鬼平犯科帳 (23)
収録/隠し子


 

 

その他出演者:
藤岡の勘四郎:浜田晃
 

 

12
(097)

艶婦(えんぷ)(どく)

 

初回放映日:
1994.7.6

脚本:
野上龍雄

監督:
高瀬昌弘

出演:
お豊:山口果林

平蔵は父の墓参のため、京都へ同心一名を連れて、ひと月出かけることになった。密偵の中では、平蔵の供には誰がなるのかという賭けにまでなっていた。そのお供は女好きで軽率な木村忠吾。京都に着き一人歩きをしていた平蔵は、忠吾が女と茶屋に入るのを目撃する。その女・お豊は、平蔵が若い頃にほれた女賊だった。

文春文庫
「鬼平犯科帳 (3)
収録/艶婦の毒

その他出演者:
火栗権十郎:遠藤征葱
氷室の庄七:江幡高志
浦部源六郎:塚本信夫
浦部彦太郎:柴田p彦
お玉:春 やすこ
松屋宗兵衛:西山辰夫
住職:山村弘三

長吉:伝法三千雄
柏屋四郎助:楠 年明

13
(098)

駿州(すんしゅう)宇津谷峠(うつのやとうげ)

 

初回放映日:
1994.7.13

脚本:
野上龍雄

監督:
三村晴彦

出演:
お茂:二宮さよ子

京都で長年の激務の疲れを落とした平蔵は、江戸への帰り道、藤枝の宿で忠吾と宿をとった。そこに出迎えに来ていた猫どの・同心村松の鯉料理に平蔵は舌鼓を打つ。江戸では盗賊・空骨の六兵衛が顔見知りに殺されていた。平蔵はその探索でおまさが駿州に来ているらしいことを村松から聞く。その頃、おまさは、女賊・お茂と出会っていた。

文春文庫
「鬼平犯科帳 (3)
収録/駿州・宇津谷峠


 

その他出演者:
臼井の鎌太郎:誠 直也
藤枝の久蔵:立川三貴
音五郎:金子研三
徳治:高峰圭二
伊助:加島 
お徳:北川めぐみ
お浜:谷口友香
伝九郎:青木哲也
米吉:重見成人

 

 

ナレーター(中西 龍)、音楽(津川利章)

 

火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵宣以(のぶため) (中村吉右衛門)、
平蔵の妻・久栄(多岐川裕美)、

平蔵の長男・辰蔵(長尾豪二郎)、
三沢(巣鴨の)仙右衛門北村和夫)

 

与力

 

佐嶋忠介(高橋悦史)、天野甚造(御木本伸介)

 

筆頭同心

 

酒井祐助(勝野 洋)

 

同心

 

村松忠之進(沼田爆)、
木村忠吾(尾美としのり)、
沢田小平次(真田健一郎)、
松永弥四郎(宮川不二夫から不破三四郎に変更)、
小柳安五郎(香川照之)、山田市太郎(辻
 政宏)、
竹内孫四郎(中村吉三郎)、
山崎国之進(中村吉次)、原田一之助(木村 栄)

 

平蔵の剣友

 

岸井左馬之助(江守徹から竜雷太に変更)、
井関録之助
 (夏八木勲)

 

密偵

 

相模の彦十(江戸屋猫八)、
大滝の五郎蔵(綿引勝彦)、

おまさ(梶芽衣子)、小房の粂八(蟹江敬三)、
伊三次三浦浩一)、
岩五郎/通称、豆岩(青木卓司)


 

軍鶏鍋屋・五鉄の三次郎(藤巻潤)、おとき(江戸家まねき猫)