第5シーズン 1994年(H6)/全13話 《著者》池波正太郎 |
|||||
|
番組タイトル |
放映日ほか |
ストーリー |
原作タイトル |
備考 |
第1話 |
|
初回放映日: |
極端に安い、めしや・どんぶり屋が、急ぎ働きの盗賊ではないかと直感した平蔵は、食い詰め浪人の恰好をして一ヶ月もの間、探索を行っていた。平蔵は忠吾を舎弟にし、長屋住まいまで始めるのだった。無頼の者をかるくやっつけたことで、どんぶり屋の亭主・金五郎に見込まれた平蔵は、金五郎から人殺しの依頼をされる。 |
文春文庫 |
その他出演者: |
第2話 |
|
初回放映日: |
駒止の喜太郎の一味捕縛の折り、忠吾に手傷を負わせ巧みに逃げのびた磯部の万吉。それから三年がたった。八丁堀で万吉を見たという情報が入り、平蔵は磯部の万吉の探索を忠吾に一任する。実は万吉のねたは、五郎蔵の以前の手下・桑原の喜十から出たものだった。その頃、磯部の万吉は、浪人くずれの盗賊・杉井鎌之助に、弟の敵・今里の源蔵を殺してくれと頼んでいた。 |
文春文庫 |
その他出演者: |
第3話 |
|
初回放映日: |
死んで漂着した盗賊の死体から、盗賊・夜嵐の定五郎の名が浮かびあがる。探索の途中平蔵は、御家人・今井勘十郎から乱暴を受ける蛙の長助という借金取りの老人を助ける。彦十は、浅間の捨造が夜嵐の定五郎と何かかかわりがあるのではないかと言う。平蔵は蛙の長助を手伝い御家人・今井の元へ借金の取立てに行くが、そこにはその浅間の捨造がいた。 |
文春文庫 |
その他出演者: |
第4話 |
|
初回放映日: |
日本橋界隈で木綿問屋・嶋やのおまゆの名は有名だった。それは、力持ちの上に、剣を取らせれば免許皆伝、売れ残り・おまゆとあだ名までついていた。おまゆは、仙之助のスリの現場を見つけたことから、仙之助の弟分・市松小僧の又吉と出会う。おまゆが声をかけたせいだと思い込んだ又吉は、仙之助の復讐をしようとするが。 |
角川文庫刊 |
その他出演者: |
第5話 |
|
初回放映日: |
与力の佐嶋忠介は、市中見回りの途中に8年前まで佐嶋の下で同心をしていた高松繁太郎と出会う。高松は佐嶋に手紙を残し、役目を捨てて消えたのだった。料理屋・弁多津の前で佐嶋と別れた直後、高松の前に盗賊・笹熊の勘蔵が浪人を連れて現れた。二人は高松に斬りつけるのだが……。 |
文春文庫 |
その他出演者: |
第6話 |
|
初回放映日: |
茶店にいた男と女の二人連れからスリをした男がいた。彦十が、そのスリから取り戻した財布の中には、白根の万左衛門の名札が入っていた。平蔵は、その二人が白根の万左衛門の一味ではないかと探索を命じる。探索が進まぬなか、密偵・伊三次が、おさわという引き込み役の女を見つける。 |
文春文庫 |
その他出演者: |
第7話 |
お |
初回放映日: |
甲州に出かけた平蔵の留守中、以前、役宅に奉公していたお菊がやってきた。相手をした久栄は、お菊から亭主の仕事の口利きをしてくれと頼まれる。久栄は上州屋に伝吉を頼むのだが、その直後、上州屋は盗賊に入られ全員殺されてしまう。実はお菊は、盗賊の伝七に弱みを握られており、それが亭主・幸助に知れるのを怖れ、言うなりになっていたのだった。 |
TVオリジナル |
|
第8話 |
|
初回放映日: |
そばや・明月庵に入った与力の佐嶋忠介は、そこで、二度も取り逃がしたことのある盗賊・犬神の権三郎を見つけ捕まえる。その夜、役宅内の牢に付け火があり、何者かが犬神の権三郎を脱獄させた。役宅内を知る犯行に、内部の者がかかわっていると思われた。密偵全員を招集したが、一番怪しい雨引きの文五郎だけが現れない。 |
文春文庫 |
その他出演者: |
第9話 |
|
初回放映日: |
蕎麦屋・東玉庵に急ぎ働きの盗賊が入り、子女・およしを除いて店のもの全員が殺された。およしは、悪党の頭の顔を覚えており、さっそく人相書が作られることになった。いつもの絵師がいず、石田竹仙という絵師に頼むことになったが、出来上がったものはおよしの見た者とは全く似ていなかった。 |
文春文庫 |
その他出演者: |
|
番組タイトル |
放映日ほか |
ストーリー |
原作タイトル |
備考 |
第10話 |
|
初回放映日: |
風穴の仁助と女房・おひろは、蝋燭問屋・越後屋の引き込みに仁助が入っているため、別れて暮らしていた。密偵・粂八が亭主をしている船宿・鶴やにおもむいた平蔵は、盗賊・押切の定七が来たのに出くわす。定七が会っているのは、小間物屋のみよしや幸吉という鶴やのなじみだった。仲間を裏切る気の定七は、お頭の傘山の瀬兵衛がおひろに手を出していると、仁助に嘘を言うのだった。 |
文春文庫 |
その他出演者: |
第11話 |
|
初回放映日: |
ある日、平蔵のもとに先代の頃から使えていた老人・久助が久しぶりにやってきた。平蔵は久助から聞いた父の隠し子の話に驚くのだった。その頃、盗賊の中でも小者である横沼の仁吉が捕らえられる。平蔵は妹・お園に会うため根津権現に出向くが、土地の顔役・荒井屋松五郎から、三坪のお園は、岡場所の居酒屋でひとり体を売らないかたぎの女だと聞く。 |
文春文庫 |
その他出演者: |
第12話 |
|
初回放映日: |
平蔵は父の墓参のため、京都へ同心一名を連れて、ひと月出かけることになった。密偵の中では、平蔵の供には誰がなるのかという賭けにまでなっていた。そのお供は女好きで軽率な木村忠吾。京都に着き一人歩きをしていた平蔵は、忠吾が女と茶屋に入るのを目撃する。その女・お豊は、平蔵が若い頃にほれた女賊だった。 |
文春文庫 |
その他出演者: |
第13話 |
|
初回放映日: |
京都で長年の激務の疲れを落とした平蔵は、江戸への帰り道、藤枝の宿で忠吾と宿をとった。そこに出迎えに来ていた猫どの・同心村松の鯉料理に平蔵は舌鼓を打つ。江戸では盗賊・空骨の六兵衛が顔見知りに殺されていた。平蔵はその探索でおまさが駿州に来ているらしいことを村松から聞く。その頃、おまさは、女賊・お茂と出会っていた。 |
文春文庫 |
その他出演者: |
ナレーター(中西 龍)、音楽(津川利章) |
|
火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵 |
|
与力 |
佐嶋忠介(高橋悦史)、天野甚造(御木本伸介) |
筆頭同心 |
酒井祐助(勝野 洋) |
同心 |
村松忠之進(沼田爆)、 |
平蔵の剣友 |
岸井左馬之助(江守徹から竜雷太に変更)、 |
密偵 |
相模の彦十(江戸屋猫八)、 |
軍鶏鍋屋・五鉄の三次郎(藤巻潤)、おとき(江戸家まねき猫) |