第1シーズン 1989年(H1)/全26話 |
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番組タイトル |
放映日ほか |
ストーリー |
原作タイトル |
備考 |
第1話 |
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初回放映日:1989.7.12 |
火付盗賊改方長官に返り咲いた鬼平こと長谷川平蔵は、ある夜、刺客に襲われる。暗闇に消え去った刺客は、女がつける白梅香の甘美な香りを残した。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
第2話 |
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初回放映日:1989.7.19 |
20年前、平蔵は剣友・岸井左馬之助と共に高杉道場で剣の腕を磨いていた。二人は道場の娘・おふさにほれていたが、抜け駆けをしない約束していたために、おふさは嫁に行ってしまう。そのおふさが、強盗を企んでいる事を平蔵は知るのだった。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
第3話 |
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初回放映日:1989.7.26 |
平蔵は、そば屋で一人の男を見かける。蛇のような目をしたその男は、蛇の平十郎と異名をとる大盗っ人だった。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
第4話 |
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初回放映日:1989.8.2 |
凶悪な犯行を繰り返す盗賊・血頭の丹兵衛。以前、血頭の丹兵衛の配下だった囚人・小房の粂八は、犯行はニセモノの血頭の丹兵衛に仕業だと言い切る。平蔵は、粂八に血頭の丹兵衛を追わせるのだった。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
第5話 |
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初回放映日:1989.8.9 |
おまさは、平蔵が若い頃通った居酒屋の娘。引き込みのおまさは、一味の計画が凶悪だと知り、密偵となるのだが……。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
第6話 |
むっつり |
初回放映日:1989.8.16 |
同心・小野十蔵は、無口で風采のあがらない男。助次郎の家に踏み込んだ十蔵だったが、身重のおふじを同情から匿ってしまう。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
第7話 |
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初回放映日:1989.8.30 |
明神の次郎吉は、旅の途中、死にかけていた僧に、短刀を江戸の左馬之介に届けてほしいと頼まれる。次郎吉は、実は櫛山の武兵衛の配下の盗っ人だった。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
第8話 |
さむらい |
初回放映日:1989.9.6 |
平蔵配下の山口平吉は、父母の墓参りの帰り、須坂の峰蔵という男にさむらい松五郎という盗賊と勘違いされる。同心・山口はさむらい松五郎と瓜二つなことを逆手に取り、さむらい松五郎になりすます。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
第9話 |
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初回放映日:1989.9.13 |
芋酒を出す加賀やという店の亭主・鷺原の九平は、一人働きの老盗賊だった。九平は旅の途中で、網切の甚五郎一味による平蔵平蔵の暗殺を偶然聞いてしまう。芋酒の噂を聞いた平蔵は、その店に立ち寄るのだった。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
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番組タイトル |
放映日ほか |
ストーリー |
原作タイトル |
備考 |
第10話 |
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初回放映日:1989.9.20 |
清洲の甚五郎、通称、一本眉は、心臓に病のある老盗賊だ。おまさは偶然一本眉に声をかけられ、お盗めを手伝ってほしいと言われる。一本眉の挙動に不信を持った平蔵は、一本眉を追って船宿を出る。だが、一本眉が以前の手下に襲われるのを見て、平蔵は彼を助け共に酒を呑むのだった。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
第11話 |
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初回放映日:1989.9.27 |
10年前、おまさは、先代・狐火勇五郎に息子の勇五郎との恋を引き裂かれた。2代目勇五郎が狐火の後を継いだと噂で聞いていたが、その狐火が江戸に出てきたらしい。急ぎ働きをした盗賊が、現場に残した狐火の札から、狐火の勇五郎の犯行と思われた。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
第12話 |
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初回放映日:1989.10.11 |
平蔵と同心・木村忠吾は、父・長谷川宣雄父の墓参りをかね、京都へ向かった。ところが、帰途の山中で崖から落ちて死んだと忠吾から報告が入る。死んだ証拠にと平蔵愛用の銀煙管までが届いた。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
第13話 |
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初回放映日:1989.10.18 |
寺の門前で茶店を出している老婆お熊は、平蔵が若い無頼時代に世話になった女だ。お熊は、寺の下男・茂平に遺言を託された。一つは千住大橋の小塚っぱらに住む畳屋の庄八に死んだことを伝えること。もう一つは、神奈川宿にいる孫娘・おみつに58両もの大金を届けてくれというものだった。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
第14話 |
あきれた |
初回放映日:1989.10.25 |
盗賊改の同心・岡村啓次郎は、捕物と病弱の妻の出産が重なった。捕縛は成功するが、妻と子は助からなかった。それ以来岡村は、好きな酒もやめ、盗賊にも率先して立ち向かうようになる。ある夜、岡村は橋で身投げ寸前の母子を助けるのだった。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
第15話 |
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初回放映日:1989.11.1 |
木綿問屋・角屋の金倉に手の込んだ盗み細工が発見された。3年前の修理にかかわった大工職人を調べるが、渡り大工の和助だけが消えていた。江戸に戻ってきた和助を見た彦十は、盗み細工の名人・泥鰌の和助だと断言する。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
第16話 |
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初回放映日:1989.11.29 |
浜松に赴いた平蔵は、帰途、気楽な道中を楽しむ。そこで知り合った伊砂の善八は、一人働きの盗賊だった。善八は、平蔵を見込み盗っ人指南を始める。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
第17話 |
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初回放映日:1989.12.6 |
あごの下にホクロのある美人スリは、巣鴨の笠屋の女房・お富の変装だ。お富は卯吉と所帯を持ち幸せに暮らしていたが、昔の仲間に脅かされ、スリを働き始めたのだ。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
第18話 |
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初回放映日:1989.12.13 |
松吉は、今は密偵となり飾り職人として、平穏に暮らしていた。そこへ、大盗賊・海老坂の与兵衛の手下が近づいてきた。昔の恩義と平蔵の間で板ばさみになる松吉だが……。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
第19話 |
むかしの |
初回放映日:1989.10.20 |
平蔵が盗賊一味を追い甲州に向かった。ある日、久栄のもとへ手紙が届いた。差し出し人は、浪人近藤唯四郎。かつて久栄を捨てた男だ。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
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番組タイトル |
放映日ほか |
ストーリー |
原作タイトル |
備考 |
第20話 |
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初回放映日:1990(H2).1.10 |
平蔵の従兄の仙右衛門が年がいもなく山吹屋の茶汲み女・お勝に入れあげ、嫁にすると言い出した。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
第21話 |
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初回放映日:1990.1.17 |
平蔵の剣友・左馬之助は三国峠で大滝の五郎蔵という男を知る。五郎蔵は、盗賊稼業に嫌気がさし、足を洗っていたが。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
第22話 |
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初回放映日:1990.1.24 |
金太郎そばの美人女将・お竹の彫り物が評判となっていた。横田屋に入った盗賊は藁馬を置いていった。藁馬の重兵衛である。金太郎そばの店に同じ藁馬があるのに平蔵は気づく。 |
角川文庫 |
その他の出演者: |
第23話 |
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初回放映日:1990.1.31 |
深川の味噌問屋の用心棒をしている高木軍兵衛は、実は見掛け倒しの剣術が苦手な男だった。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
第24話 |
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初回放映日:1990.2.7 |
諸方の盗賊から助っ人を頼まれる盗賊・磯部の万吉が江戸に現れた。万吉を追うおまさは、かつて妹のように可愛がっていた女賊お元と偶然再会する。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
第25話 |
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初回放映日:1990.2.14 |
浅草寺で殺しがあった。その犯人は殺し屋・時次郎だ。時次郎に殺人の依頼が二件入ってきた。 |
講談社文庫 収録/殺しの掟 |
その他の出演者: |
第26話 |
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初回放映日:1990.2.21 |
平蔵の寝所に賊が入り、父の形見の銀煙管が盗まれた。犯人は元盗賊の浜崎の友五郎だった。また、平蔵に恨みを持つ大阪の盗賊、生駒の仙右衛門と江戸の盗賊、鹿山の市之助は、鬼平への復讐を決意する。同心・小柳安五郎の妻を筆頭に斬殺が始まった。 |
文春文庫 |
その他の出演者: |
ナレーター(中西 龍)、音楽(津川利章) |
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火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵宣以(中村吉右衛門)、 |
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与力・佐嶋忠介(高橋悦史)、筆頭同心・酒井祐助 (篠田三郎) |
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同心 |
木村忠吾(尾美としのり)、小柳安五郎(香川照之)、 |
密偵 |
相模の彦十(江戸屋猫八)、おまさ(梶芽衣子)、 |
五鉄の三次郎(藤巻潤) |
鬼平犯科帳シリーズ、歴代主演者
1969年(昭和44年): 先代 松本幸四郎
1975年(昭和50年): 丹波哲郎
1980年(昭和55年): 萬屋錦之介
1989年(平成元年): 中村吉右衛門