池波正太郎さんのご本に頻繁に出てくる 
 並木藪蕎麦です。

 日曜日だったので混んでいることを考え、
 15時ごろに伺いました。

 それでも15分ほど待ちました。
 途切れず並ぶお客さんにさすが有名店。

 お店は古いですが、きれいなビルに
 はさまれていて、 ここだけ空気感が 
 違うように思いました。

並木薮蕎麦(なみきやぶそば)

東京都台東区雷門2-11-9
電話:03-.3841-1340
11:00〜19:30
ランチ営業、日曜営業
定休日:木曜日

 
 2012.05.05 並木藪蕎麦2 新店舗はこちら→
 

 
 150メートルほど先に浅草雷門が見えます。



 お店に入りました。

まつやさんほどではないですが狭いです。

座ったとたんに、即注文を聞きにこられました。

当然のようにメニューが出てきません。
(頼めば出てくるのでしょうか?
そんな雰囲気でもなかったですが……)

「天ざるそばが、天ぷらとざるのお蕎麦のことですか?」と聞きましたが、ものすごくそっけない返事。

知っていて当然でしょう……という姿勢にちょっとびくびくしてしまいました。気ぃ、弱いです。(^-^;ゞ

壁にある唯一のメニューを必死で見て、天ざるそば 1,700円と追加のおそばを一枚頼みました。

注文すると再確認なく、お店の奥にすぐ注文を言われてしまいます。
滑舌が悪いのか私の耳が悪いのか、目の前で叫ぶ注文が何を言われているのかはっきりわかりません。

注文時には心をしっかりして、何を頼むかきちんと頭でまとめてから頼んだほうが無難です。
 

メニューです。蕎麦もこれしかありません。

やはり覚えてた方がよさそうかも……。

 
 期待の天ざるそばです。

蕎麦のもり加減は他店の薮蕎麦より大目です。

また他店と違い、むきえびが天ぷらになって

4つついています。

ししとうもきれいに揚がってます。

衣はさくさくして、他店同様おいしいです。





初めから出てくる蕎麦湯。

神田藪蕎麦と同じく、急須に入ってます。



 しかし……。ごめんなさい。蕎麦がだめです。いけてません。(ToT)

私のだけですか?

冷水できちんとしめるはずの蕎麦に、なまぬるい所と冷たい所が……。

おまけに絶対のびてます。


蕎麦自体の味はおいしいと思いますが、食感と冷たい感が、最悪!!!(-_-;) まずい

なんですか? 弟子が作ったんですか?

それとも作り置きしてあるんですか?


東京一、辛いと言われるつゆも他店のつゆを少し濃くした程度の味。

それもつゆに深みがありません。

「なんですか、これ? ほんとにここ、おいしいんですか?」と叫んでしまいそうでした。


  
天ざるそばを食べ終わったところで、追加のそば登場!






って、これ、前の人が「ものすごく少ない!」と言いながら食べている、

「ざるそば 700円」じゃないですかっ!(゜ω゜ノ)ノ


それって追加のそばが無いってこととちゃいますのん?

すでに蕎麦湯まで呑みほし、それなりにお腹のすきがおさまった所でやってきたざるそば。


まいったなぁと思いながら食べると……、なんですか?

これ?

さっきのとはまったく別モノのお蕎麦じゃないですか!


つゆも、濃い、辛い、コクもある。おいし。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

蕎麦、きゅとしまって冷たく、さっきの蕎麦とは天と地ほどの差が……。(;^_^A あっれぇ?

しかし……これってどうなんですか? ざるそばだけ別格においしいんですかね?


確実に次回もざるそばはこの状態で出てくるんですかね?

それともゆるい蕎麦かどうかはその日次第なんですかね?


なんかそれって博打のよう。

口コミで評価がものすごくわかれるのも、頼んで来た蕎麦のでき具合なんでしょうね。


うーーーん・・・( ̄  ̄;)


お忙しいのはわかりますが、ごめんなさい。

賭け事はしない主義なんで、よほどのことがないかぎりもう伺わないと思います。

ごちそうさまでした。


後日談 : こりずに再度伺いました。

その日はものすごくおいしくて、「ここが一番美味しいお蕎麦に決定!」

な気持ちになりました。)



   

浅草寺の桜、きれいでした。
さて、お腹は満ちましたが、喉が渇きました。

せっかく浅草まで来たので、この際、主人と
池波さんのお店めぐりをして帰りたいと思います。
ってことで、今度は喫茶店、アンヂェラスへ!

Σd(ゝ∀・)! レッツゴー!(古い) (^-^;ゞ
   



 アンヂェラスへ →









2010.04.10 撮影
2010.04.21 作成

並木藪蕎麦