今回は、初めての寒い時期。そして、初めてぼたん鍋をいただきました。
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コタツです。
なごみますねー。
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ついたてにも
風情あります。
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1.お菓子
柚子の甘露煮
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2.山菜
春の香りがします♪
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3.コイのおさしみを
たっぷりと。
つくし、菜の花と。
4.鹿肉のしゃぶしゃぶ
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5.ぼたん鍋
初めて食べます。
(〃∀〃;) ドキドキ♪
猪の赤身と真っ白な
脂身をじっくりと
煮込みます。
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6.フナの煮付け
頭の方。
全部食べられます。
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尾の方。
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7.キンカンの甘露煮と
甘酢大根
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野菜からまず
いただきます。
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手前の赤い器の中身は、ゆずの絞り汁。
後ろはネギなど薬味。
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だしぽんと大根おろし
がメイン。
ゆず、薬味は好みで。
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手前の器は、
大根おろし。
たっぷりです。
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薬味/ネギ、
ショウガ、もみじおろし。
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お豆腐、生麩、
くずきり、お餅などが
次々に入ります。
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8.最後は、白いご飯か
おじやを選びます。
うちは、おじやに
しました。
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お腹いっぱいなのに、
おいしすぎます!
゜+.(・∀・).+゜.
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9.お漬物
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10.果物
イチゴ、キューウィ、
オレンジ
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さて、今回、わたくし、初めてぼたん鍋を食しました!
猪をきちんとした形で食べたこと無かったんです。
ワクワク (〃∀〃;) ドキドキ ♪でした。
出だしのお菓子は冬だからか、いつもの「しんこ」ではなく、柚子の甘露煮。
さわやかな甘さに、まずほっこり♪ します。
突き出しの山菜のつくしは、ご近所で取って来られたばかり。
フキノトウは、四国のご親戚から毎年送付なんですって。
いつも思うのですが平野屋さんの山菜は、山菜独特の苦味えぐみがありません。
今回は特に春のさわやかさが薫りました。
平野屋さんの池にいる鯉のおさしみは、酢味噌でいただきました。
これも臭みはありません。さっぱりしたよい身です。
そのあとに、ご近所で取れる鹿肉のしゃぶしゃぶをいただきました。
作っていただきながら食べるのに必死♪(人´∀`).☆.。.:*になり、写真を撮り忘れました 。 (^-^;ゞ)
鹿肉は、一見、まぐろに見える、きめの細かな赤身。
大根おろしとだしぽんで赤身が少し残る状態でいただきます。癖もありません。
そして、メインのぼたん鍋。これもご近所の猟師さんから。
赤身部分もありますが、真っ白な脂身部分をメインに食べます。
けれど、猪の脂身は不思議と脂っこくありません。
一般的には、ぼたん鍋って味噌味で食べますよね。
猪の肉の臭みを消すためだと聞いたことがあります。
平野屋さんも30年前まではそうだったとのこと。
それが、30年前にお客様に、「肉を薄目に切り、だしで煮て食べるといいかも」と言われ、
やってみたらそれがまたおいしくて、それ以来、だしで煮て食べるようになったそうです。
だしで煮て食べるのは、平野屋さんだけらしいですよ ♪
鹿肉を食べた器に、たっぷりの大根と薬味(ネギ、ショウが、もみじおろし)を好みで入れます。
お肉以外も、大きめの小かぶが一人半個。
さといも、レンコン、白菜、しいたけ、菊菜、お豆腐(もちろん、森嘉さんの)、くずきり、生麩、お餅など、
まだ全部書き入れないほどすごく種類も多く、量もたっぷりです。
猪の肉はよく煮る方がよく、また、煮ても食感は変わりません。
赤身のついていない真っ白な脂身部分もたくさん入りましたが、変な脂臭さもなく脂っこくもなく、
ギトギトした脂が浮きません。
さて、鍋を待っている間に広沢の池で取れたフナの煮付けが出ました。
30センチほどもありそうな大きなフナは圧巻!
こんな大きなフナを食べたことなかったので驚きました。
それを半分づつ出してくださいました。
臭みなくほどよい甘さに煮てあり、ニコゴリがついているのもうれしかったです。
やさしい味は母の魚の煮付けの味を思い出させてくれました。ほんわかとした気分でした。
フナは最低2週間から1年、きれいな水で泥くささを抜き、7、8時間かけて煮付けるのだそうです。
それで体の骨も頭の骨も味がしみて、丸ごとやわらかく食べられるのですね。
骨は鮭缶に入っている骨の食感を思えばよいかな?
が、おかみさん……身が大きすぎます。!(@_@;)
おいしいので、ぱくぱく食べていると、ぼたん鍋が……お腹、苦しい (*´o`)=3 ふうっ でした。
さて、メインのぼたん鍋!!!
だし味なので、お肉も野菜も本来の味が直接味わえます。
煮ていくことで、うま味たっぷり。
最後の絞めは白いご飯かおじやを選べるのですが、鍋に色々な素材のすごくいいおだしが出ているので、おじやにしました。すでにお腹いっぱい、なのにおいしくてペロペロと入ってしまいました。
すべて作っていただき、お腹が苦しくなるほどいただきました。
その間、おかみさんとたくさんお話ができました。
これもいつも思うことなのですが、平野屋さんのおかみさんはやさしい気さくな方でお話していると
楽しくて心がなごみます。ほんとうにすてきな方です。
そういったこともよいお店の条件なのでしょうね。
さて、4月10日から2週間ほどだけは、竹の子料理がいただけるそうです。
「期間が短いですねぇ」とお聞きしましたら、竹の子は旬が短いので一ヶ月間も竹の子が出せるお店は
不思議らしいです。
実感としては、お鍋は二人では多かったですねぇ。
お昼の湯葉懐石が重く残っていたのも、敗因だと思います。
ちなみに湯葉懐石、けっこう腹持ちします。湯葉を油で揚げるお料理が多いせいでしょうね。
個人的には、湯葉料理よりは、湯豆腐がよいですね。
嵯峨野、嵐山あたりは、森嘉さんのお豆腐を使っているお店が多く、どこに入ってもおいしいですし、
南禅寺の順正、清水寺近くの奥丹(おくたん)と場所によって、お豆腐の味や食感がそれぞれ違い、
お豆腐めぐりだけで、あちこち行けてしまいます。
パック豆腐ですらが、おいしいです。
すみません、脱線しました。
ということで、平野屋さんに行く時は、お腹をすかせて行くべきだ!と今回強く反省しました。
自分たちのお腹の加減ができてなかっただけで、今回もどれも抜群においしかったです!!!
ごちそうさまでした!!!: *:・( ̄∀ ̄)・:*:
また伺いますので、お変わりなくいらしてくださいね♪
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おいしかったーーーーー♪
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